セラミック治療|中野の歯医者|アクシア中野デンタルクリニック

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セラミック治療

セラミック治療|中野の歯医者|アクシア中野デンタルクリニック

保険診療と自費診療における修復処置の違い

保険診療と自費診療における修復 処置の違い

歯の治療の後、失われた歯の状態を修復する際に、保険治療と自費治療(保険適用外)の選択は必要不可欠です。
このページでは、保険診療と自費診療のそれぞれのメリット・デメリットについてお伝えするとともに、
より安心で健康的なお口の状態をめざすためのヒントをご紹介します。

保険診療とは

保険診療における治療とは、国が定めた方法(治療手順なども含む)と材料を用いた、全国一律の値段で受けられる治療のことです。
治療費が安価な分、診療所の規模・設備・立地などの条件は問わず、また術者の技術や経験などの差などは加味されません。
失った歯の機能を回復すること(噛めるようにする)が第一の目的であり、見栄えの良さ(審美性)や快適さ、長期的な予後は保証されていないため、個人の特性に合わせた材料の選択などの自由は認められていない処置方法と考えられます

自費診療とは

自費診療では、治療方法・材料に特に制限がなく、より良い方法や材料と思われる物を選択することができる処置方法です。
治療の自由度が高いので、オーダーメイドの治療が可能であり、その結果様々なメリットが生じます。
医療機器や材料は日々改良されより良いものが開発されています。
改良された新しい材料を使用することで、長期的に良い予後が期待できます。
歯は、自己再生できる組織ではありません。繰り返しの治療によってダメージが蓄積されて、寿命が短くなってしまいます。
歯科医療の分野としては、再治療の回数を最小限にすることが、予防治療の観点からも推奨されます。

保険診療のメリットとデメリット

メリット

・治療費の自己負担が少ない
 保険が適応されるので、どの保険医療機関でも一定の費用で治療を受けられる

デメリット

・治療方法・材料に制限がある
 国に定められたルールの中で治療を進めるため、希望の順で治療が進められないことがある

保険診療のルールの一例:

  一度治療した歯は半年以上経過していないと再治療ができない
  同じ歯に違う治療を同時に併用できない
  自費診療と同時に行えない
  一度に複数の治療を進められない
  疑わしい症状があっても、病名がつけられないと詳しい画像検査(CT検査など)ができない
  予防目的のクリーニング・健診は保険診療では認められない

保険診療は、上記以外にも様々なルールがあります。
保険のルール自体の変更もあるので、アクシア中野デンタルクリニックでは、その情報を常にアップデートしております。
保険のルールの中で、最適な方法を提案しておりますので、治療方針でご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

保険のルールの改定による変更(2025年現在)

最近の保険のルールの改定で、使用できるプラスチックの種類や適応症が広がりました。
当院ではCAD/CAMやPEEKといった名称でご案内しております。
従来では、金属しかご案内できなかった部位にも、上記の材料を使用できるようになり、ある程度の審美的要求に応えられるようになりました。

もちろん、材料の特性や、口腔内という過酷な環境下(食事以外での過度な咬合力、水分、温度変化など)での耐久性を考えると、セラミックと比較した場合は劣りますが、メタルフリーの治療の一環としては良い選択肢と考えております。

自費診療のメリットデメリット

メリット

  • 自費補綴画像1
  • 自費補綴画像2
  • 自費補綴画像3
  • 自費補綴画像4

・物性劣化しにくく、性質が安定している

お口の中は、熱いものや冷たいもの、酸性やアルカリ性など様々な性質のものが入ってくる環境です。
その環境の変化に対して、安定した性質がどのくらい保てるかどうかが、長期的な予後に影響していきます。
金属は、長期的な使用によって口腔内ではイオン化してしまい、唾液に溶け出します。
その結果、金属アレルギーや味覚異常を引き起こすことが報告されています。
自費診療ので用いるセラミックでは、そのような報告はありません。

・口腔内に馴染むため、キレイな口腔内になる。治療の跡が目立たない

自費治療は、天然歯に近い色味や透明感が細かく再現できるので、審美的な回復が期待できます。
ご自身の元々の歯の形や色の再現だけではなく、より美しい形態に変えることも可能です。
また、型取りの材料には再現性が高いシリコンを使用しており、保険診療で出来上がるものと比較すると、歯との適合の精度が増します。
接着剤は、専用の強固なものを使用するので、長期的に使用できるメリットがあります。

・汚れがつきにくい

金属は、酸化による表面のサビや傷がつきやすいこともあり、
数年経つとプラーク(虫歯や歯周病の原因となる汚れ)が付きやすくなります。
セラミックの表面は硬くて傷つきにくいので、プラークが付きにくいまま過ごすことができます。
その結果、二次う蝕のリスクは少なくなり、再治療が避けられるため、歯の寿命を長くすることが可能です。

・虫歯になりにくい

金属は、噛む力で徐々にたわむ(変形する)ため、歯との接着部分に隙間が生じて虫歯の再発のリスクが高くなりますが、
セラミックは変形が少ないため、隙間ができずに虫歯の再発のリスクが低く過ごせます。

デメリット

・衝撃に弱い

セラミックは陶材と同じ性質ですので、硬い反面、衝撃で割れることがあります。
そのため、咬み合わせのコントロールが大切になります。
アクシア中野デンタルクリニックでは、嚙み合わせの状態、普段の食いしばり・歯ぎしりの有無などの状況に合わせて、必要であればマウスピースの治療をご案内しております。
セラミックの破損を防止し、長期的にご使用いただくためにアフターフォローも行っておりますので、安心してご相談ください。

・適正な厚みが金属に比べ厚い

セラミックに適した厚みは金属に比べ厚いため、歯を削る量が若干多くなります。
もともとのむし歯が神経に近い場合は、術後の疼痛の可能性を考慮した削除量に設定するなどの対応をしております。
慎重な判断が必要な際は、模型分析やCT画像による精査、仮歯の作成などの段階をふみ、丁寧な治療を心掛けております。

・費用面での負担

自費診療の治療費は、クリニックごとで違います。
アクシア中野デンタルクリニックでは、材料費、技術料、技工料、設備費、人件費など様々な要素を考慮した価格設定となっております。
当院では、お支払いは現金またはクレジットカード決済が可能です。

保険治療のCRによる経年的な劣化の一例

劣化すると、歯とCR間にすき間が生じ、そこから着色や虫歯の原因菌が入り込み新しい虫歯を作ります。

  • CR劣化1
  • CR劣化2
  • CR劣化3
  • CR劣化4
  • CR劣化5

金属のかぶせ物を接着するセメント剤の劣化の一例

接着剤が劣化すると、かぶせ物と歯の間に隙間が生じ、新しい虫歯を作ります。
しかし、かぶせ物の下で虫歯になっていてもなかなか気が付くことができず、金属が取れて初めて気が付くこともあります。

  • In下カリエス画像
  • In下カリエス画像
  • In下カリエス画像
  • In下カリエス画像

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