冷たいもので歯がみる場合、いわゆる虫歯が原因とは限りません。
冷たいもので歯がしみる主な原因
1.虫歯
虫歯が進んでエナメル質や象牙質が侵される
虫歯の場合、冷たいものだけでなく、甘いものや熱いものにも反応することが多い
2.知覚過敏
歯茎が下がり、歯根が露出すると、冷たい刺激に過敏な象牙質やセメント質と呼ばれる部分が刺激を受けやすくなります。
知覚過敏の場合、一時的にしみることが特徴です。
3.歯の亀裂やひび割れ
歯に小さな亀裂やひびがあると、冷たい刺激に敏感になります。
噛み合わせが強い場合や歯がすり減っている場合も同様に知覚過敏の症状が出やすくなります。
4.歯肉炎や歯周病
歯肉炎(歯肉の腫れ)、歯周病が進行して歯根が露出していると、冷たいものに敏感になります。
【症状が進行している場合のサイン】
冷たいものがしみるだけでなく、ズキズキとした痛みが続く場合や何もしなくても痛む場合は虫歯の疑いが強くなります。歯科受診して検査をしてもらいましょう。