歯周病の初期段階では、歯茎が炎症を起こして盛り上がっているものの、痛みを感じないことが多いです。
主な症状は歯茎の赤みや腫れ、歯磨きやフロス時の出血です。
炎症が進行し、歯と歯茎の間に歯周ポケットが形成されると、そこに汚れが溜まりやすくなります。歯茎が圧迫されると軽い痛みを感じることがありますが、強い痛みは少ないです。
歯茎から膿が出ることや、口臭が起こることがあります。
歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が破壊され、歯がぐらつくことで噛むと痛みを感じることがあります。歯茎が腫れて熱感を伴い、膿が溜まる場合には強い痛みやズキズキとした不快感が出ることがあります。
感染が進むと、歯茎に膿が溜まる(歯周膿瘍)、これが痛みの原因になることもあります。
歯周病で痛みが少ない理由は、様々な理由が考えられますが、代表的な理由としては、神経が直接関与しない病気だからです。歯周病は、歯茎や歯周組織の病気であり、歯の神経(歯髄)が直接影響を受けることは少ないため、初期や中期では痛みを感じにくいです。
痛みが出る時期は歯周病がかなり進行していることが多いため、以下のような症状があれば早めに歯科を受診することをおすすめします:
・歯磨き時に出血が頻繁にあります。
・歯茎が赤く腫れている、または膿が出ている。
・口臭が強くなった。
・歯がグラ感じつくがする。
歯周病は初期段階では痛みが少ないため、自覚症状が出る前に歯科検診でチェックし、早期発見と適切なケアを行うことが重要です。痛みが現れ始めて進行している可能性が高いそのため、症状が軽いうちに対応することを心がけましょう。