歯茎が下がってしまうと様々なお口のトラブルが起きやすくなります。
①知覚過敏
歯の象牙質が露出し、冷たいものや甘いものに敏感になります。
②虫歯
歯の根元が露出し、虫歯になりやすくなります。
③見た目の変化
歯が長く見えることで、審美的な問題が起こります。
~今からできる歯ぐきが下がらないための予防策~
①正しいブラッシング方法を身に付ける
なるべく柔らかい歯ブラシを使い、常に優しい力で磨くことを意識しましょう。
歯ブラシの毛先が歯と歯茎のキワに当たっているかを意識し、優しい力で歯ブラシを動かします。
歯間ケアのために、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間のプラークを取り除きます。ご自身にあったサイズの歯間ブラシを使用する必要があるので、歯科医院で相談しましょう。
②歯科検診を定期的に受ける(年に3~4回程度)
歯石の除去や歯周病の早期発見・治療のためには、歯科医院で定期的なチェックを受ける必要があります。
④噛み合わせの改善
歯ぎしりや強い食いしばりを習慣的におこなっている場合、マウスピースを活用することで力のコントロールを行います。
⑤禁煙
歯周病予防のためには禁煙がとても有効です。禁煙外来などを活用し、喫煙本数を減らすことを目指しましょう。
歯ぐきが下がる原因は複合的ですが、日常的なケアと歯科医でのチェックを行うことで予防や進行の抑制が可能です。気になる症状がある場合は、早めに歯科医へ相談することをおすすめします。