一般的に、2〜3歳頃 からうがいの練習を始めるのが適しています。
ただし、個人差があるため、子供の発達に合わせて進めましょう。
1. うがいの種類と練習の目安
🔹 ブクブクうがい(口の中をすすぐ) → 2歳頃〜
ブクブクうがいには大きく分けて3つの動きが必要です。
①口の中に水をためる→口唇を閉じる力が必要です
②ためた水を左右にほほを動かして移動させる→頬の筋肉が必要です
③口をすぼめて水を吹き出す→口唇をすぼめる力と吹き出す力、水を出す勢いを加減する力
この3つの動きを一連でできるように、ステップごとに1つずつ練習しましょう。
- 口の中に水を含んで「ためる」練習
- ブクブクと「水を動かす」練習
- 勢いを調整しながら「吐き出す」練習
お風呂場など、水がこぼれても大丈夫な場所で練習すると安心です。
🔹 ガラガラうがい(喉をすすぐ) → 3歳頃〜
お水をのどの方にためておく力が必要です。
うがいの間は息を止めておく必要があります。
- 口に水を含んで上を向き、「あー」と声を出して喉を洗う。
- 最初は少しずつ練習しましょう。
2. うがい練習のポイント
コップを使って少量の水で練習する(最初は5〜10ml程度)
親が手本を見せる(一緒にやると覚えやすい)
無理をさせず、楽しく練習する(ゲーム感覚で)
できたら褒める(成功体験を増やす)
3. うがいができるようになったら
- 虫歯予防のために、フッ素入りの洗口液を活用できる(6歳頃〜)
- 風邪予防やウイルス対策にも役立つ
アクシア中野デンタルクリニックでは、お子さまの口腔ケアについてもアドバイスしています。
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