子どもの歯ぎしりが心配…いつ受診すべき?小児歯科での対応と家庭でのケア方法|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

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子どもの歯ぎしりが心配…いつ受診すべき?小児歯科での対応と家庭でのケア方法

子どもの歯ぎしりが心配…いつ受診すべき?小児歯科での対応と家庭でのケア方法|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

「寝ているとギリギリと音がして心配…」「子どもの歯がすり減っている気がする…」
そんなお悩みを抱える親御さんは少なくありません。
子どもの歯ぎしりは、大人と違って成長過程の一部として現れることも多く、必ずしも治療が必要とは限りません
しかし、場合によっては受診が必要なケースもあります。

この記事では、小児歯科の視点から子どもの歯ぎしりの原因や見極めポイント、歯科での対応、家庭でできる対策について詳しく解説します。

なぜ子どもが歯ぎしりをするの?

子どもの歯ぎしりの原因はさまざまですが、主に以下のような理由が考えられます。

  • 顎や歯の成長に伴う調整反応
     乳歯の生えそろいや永久歯への生え変わりの過程で、歯列やかみ合わせの調整のために一時的に歯ぎしりが起こることがあります。

  • ストレスや心理的要因
     環境の変化(保育園や幼稚園の入園、引っ越しなど)により、子どもなりにストレスを感じている場合に、睡眠中に無意識に歯ぎしりをすることがあります。

  • かみ合わせの異常
     上顎前突(出っ歯)や反対咬合(受け口)など、歯並びや顎のバランスのズレが原因となるケースもあります。

  • 睡眠の質の乱れ
     寝る直前までテレビやスマートフォンを見ていたり、不規則な生活が続くことで、眠りが浅くなり歯ぎしりが誘発されることもあります。

自然に治る歯ぎしりと、受診が必要な歯ぎしりの違いは?

一時的で軽度な歯ぎしりであれば、成長とともに自然に治まることがほとんどです。
しかし、以下のような症状がある場合は小児歯科への相談をおすすめします。

受診の目安

  • 歯のすり減りが目立つ

  • 顎の痛みや開けづらさを訴える

  • 起床時に顎が疲れている様子がある

  • 頻繁に音を立てる強い歯ぎしりが続いている

  • 永久歯が生えてきたあとも歯ぎしりが治らない

これらの症状がある場合、放置しておくと歯の摩耗や歯並びへの悪影響、顎関節への負担につながることもあります。

小児歯科での対応とチェック内容

当院では、以下のようなステップで診察を行います。

  1. 問診・生活習慣の確認
     歯ぎしりの時間帯や頻度、生活リズムなどをヒアリングします。

  2. 口腔内とかみ合わせのチェック
     歯のすり減り具合や顎の動き、咬合のバランスなどを確認します。

  3. 必要に応じて経過観察または予防処置
     症状が軽度の場合は経過を見守ります。かみ合わせの問題がある場合は矯正歯科との連携も視野に入れます。

  4. マウスピース(スプリント)の提案
     永久歯に影響があると判断された場合には、夜間の装着用マウスピースを作製することもあります。

家庭でできる対策

歯ぎしりは完全に防ぐことが難しい症状ですが、家庭で次のような工夫をすることで軽減されることがあります。

  • 規則正しい生活を心がける
     特に就寝時間と起床時間を一定に保つことは重要です。

  • 寝る前はリラックスタイムに
     テレビやスマホを控え、読み聞かせやお風呂でリラックスする習慣をつけましょう。

  • ストレスの原因を見つけてあげる
     園や家庭での様子を観察し、不安や悩みがないか話を聞いてあげましょう。

  • 硬すぎるものを噛ませない
     顎に過剰な負担をかけるような硬いおやつは控えるのがベターです。

まとめ|自然に治るか迷ったら、小児歯科へご相談を

子どもの歯ぎしりは、ほとんどが成長の過程で自然に治まります。
しかし、その中には治療やケアが必要なケースも含まれており、**「様子見でいいか不安」「悪化する前に確認したい」**という方は、小児歯科でのチェックをおすすめします。

アクシア中野デンタルクリニックでは、お子さまの症状に応じてわかりやすく丁寧に説明し、必要な検査や対処をご提案いたします。
中野駅南口から徒歩3分。平日・土日も診療しておりますので、お気軽にご相談ください。