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ホワイトニングで歯が白くなったあとは、日々のケアによって白さの持続期間が大きく変わります。
特に、毎日の歯磨きに使う「歯磨き粉」の選び方はとても重要です。
この記事では、ホワイトニング後の歯を守るために歯科医師が推奨する歯磨き粉の特徴と、おすすめ3選をご紹介します。
なぜホワイトニング後の歯磨き粉にこだわる必要があるの?
ホワイトニングをした直後の歯は、
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薬剤の影響でやや敏感になっている
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表面のエナメル質が一時的に脱水され、色素が付きやすい状態
になっています。
そのため、市販の研磨力が高い歯磨き粉や、色素を含む製品を使うことで再着色や知覚過敏を引き起こすリスクがあります。
ホワイトニング後の歯磨き粉選び|3つのポイント
① 低研磨または無研磨タイプを選ぶ
研磨剤が多く含まれる歯磨き粉は、エナメル質を削ってしまうリスクがあります。
ホワイトニング後は特に、やさしく歯面を保護することが重要です。
② 再着色を防ぐ成分が含まれている
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ポリリン酸ナトリウム
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ピロリン酸ナトリウム
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ヒドロキシアパタイト(ナノ粒子)
などが含まれている製品は、ステインの再付着を防ぎ、白さを保つサポートをしてくれます。
③ フッ素配合で虫歯予防も忘れずに
ホワイトニング後の白い歯を虫歯にしないために、フッ素(950〜1450ppm)配合のものを選ぶのがベストです。
歯科医師おすすめ|ホワイトニング後の歯磨き粉3選
ルシェロホワイト(GC)
特徴:
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低研磨+フッ素950ppm配合
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ポリリン酸Na配合で再着色を抑制
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歯科専売品で安全性・信頼性が高い
おすすめポイント:
ホワイトニング直後〜継続使用にも適したバランス型。
市販品にはない成分設計で、歯の明るさをキープしながら虫歯予防もできるのが特徴です。
さらにグレードアップしたルシェロホワイトプレミアムも当院では取り扱っております。
② アパガードリナメル(サンギ)
特徴:
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ナノ粒子の薬用ハイドロキシアパタイト配合
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歯のミクロの傷を修復し、表面をなめらかに
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無研磨で知覚過敏にもやさしい
おすすめポイント:
「エナメル質の強化」にフォーカスした処方。
ホワイトニングで敏感になった歯をケアしながら、光沢とツヤを与える仕上げ磨き用にも最適です。
③ シュミテクト トゥルーホワイト(グラクソスミスクライン)
特徴:
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無研磨・硝酸カリウムで知覚過敏抑制
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フッ素1450ppm配合
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市販で入手しやすい
おすすめポイント:
敏感になりやすい方に特におすすめ。
ホワイトニング後に「しみやすい」「歯がピリつく」といった方は、まずこの歯磨き粉から始めてみましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. ホワイトニング後は、いつから歯磨きしてよいですか?
→ 当日から磨いてOKです。ただし、研磨の強いものや色素入りのものは避けましょう。
Q. 市販の美白系歯磨き粉は使っていい?
→ 商品によっては研磨力が高いものもあります。ホワイトニング直後は避けるのが無難です。使用する場合は2週間後以降を目安に。
Q. 歯磨き粉を使わずに水だけで磨くのはどう?
→ 一時的には問題ありませんが、虫歯予防の観点からはフッ素入りの使用を推奨します。
アクシア中野デンタルクリニックのおすすめケアアドバイス
当院では、ホワイトニングを受けた患者様へ、
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白さを保つ歯磨き粉の選び方
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ご自宅でのブラッシングの仕方
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フロス・歯間ブラシの併用アドバイス
などを行っております。
施術後に「どの歯磨き粉がいいか迷う」「しみやすくなった」などの不安があれば、お気軽にご相談ください。
また、受付にてルシェロホワイト・リナメルなどの歯科専売品も販売しています。
市販品では得られない効果を、ぜひご体感ください。
まとめ|歯磨き粉選びでホワイトニングの成果が決まる
ホワイトニングは、歯を美しくするだけでなく、セルフケアの意識を高める絶好のきっかけになります。
せっかく手に入れた白さを長く保つために、毎日の歯磨き粉選びは“投資”と考えて選んでみてください。
「何を使えばいいかわからない」「継続できるアイテムを知りたい」
そんなときは、アクシア中野デンタルクリニックにいつでもご相談ください。