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冬になると「口が乾く」「朝起きると口臭が気になる」というご相談が急増します。
空気の乾燥に加えて、長く続いたマスク生活の影響で、口呼吸のクセがついた方が非常に増えているためです。
実は、口呼吸は 口臭・乾燥・虫歯・歯周病・免疫低下 につながりやすく、放置するとさまざまなトラブルを招きます。
今回は、冬に悪化しやすい「口呼吸」「乾燥」「口臭」の原因と対策を、歯科の視点から詳しく解説します。
なぜ冬は口臭・乾燥が悪化するのか?
冬の口腔トラブルが増える理由は3つあります。
① 空気の乾燥で唾液が減る
唾液には「抗菌」「自浄」「再石灰化」などの働きがあり、お口の健康を守る重要な役割があります。
乾燥すると唾液の量が減り、細菌が増えて口臭が発生しやすい状態になります。
② マスク生活で口呼吸が定着した
長期間のマスク生活によって、無意識に口で呼吸する人が増加しました。
口呼吸になると口内が乾燥し、
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口臭
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歯肉炎
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虫歯
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のどの炎症
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睡眠の質低下
につながります。
③ 免疫が下がりやすい季節
冬は体が冷え、免疫力が低下しやすく、口内炎や歯ぐきの腫れが起きやすい時期です。
乾燥 × 免疫低下のダブルパンチで、お口のトラブルが増える傾向にあります。
今日からできる「鼻呼吸トレーニング」
口呼吸を改善し、乾燥と口臭を抑えるためには、鼻呼吸の習慣づけが非常に大切です。
① あいうべ体操(簡単で効果的)
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「あー」と大きく開く
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「いー」と横に広げる
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「うー」と前にすぼめる
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「べー」と舌を出す
舌と口周囲の筋肉を鍛えることで、自然と鼻呼吸へ切り替わりやすくなります。
② 唾液腺マッサージ
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耳下腺(耳の前)
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顎下腺(あごの下)
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舌下腺(舌のつけ根)
をやさしく10回ずつ押します。唾液が出やすくなり、乾燥対策に効果的です。
舌苔(ぜったい)ケアも冬は必須
口臭の大きな原因のひとつが「舌苔」。
冬は乾燥で舌に汚れがつきやすいため、専用ブラシでやさしく清掃するだけでも大きな改善が期待できます。
アクシア中野デンタルクリニックでは、
舌ブラシの正しい使い方&舌を傷つけないケア方法をスタッフが丁寧にお伝えしています。
当院で行う冬の口腔ケアメニュー
冬におすすめのケアは次の3つです。
エアフロー(パウダークリーニング)
口臭の原因となる細菌膜(バイオフィルム)をやさしく除去。
歯面がつるつるになり、乾燥による汚れ付着も軽減します。
保湿ジェル・保湿スプレー
夜寝る前に使用すると、翌朝の口の乾き・口臭が大幅に改善。
当院では市販より高性能な歯科専売品も取り扱っています。
ドライマウスケア(カウンセリング)
原因が加齢・薬の副作用・ストレス・鼻疾患など、多岐にわたるため
一人ひとりに合った改善方法をご提案します。
中野で口臭・乾燥対策なら当院へ
アクシア中野デンタルクリニックは、
中野駅南口 徒歩3分、平日19時まで・土日診療 で通いやすいクリニックです。
「朝の口のねばつきが気になる」
「鼻呼吸がうまくできない」
「冬だけ口臭が強くなる」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
📞 03-6382-5850





