マスク生活の影響?徐々に増えてきた顎関節への影響
コロナ禍以降、顎関節症の相談が増加しています。
背景にあるのは、長時間のマスク着用やリモートワークによる生活スタイルの変化です。
マスクを着けていると、無意識に口を閉じたままにしてしまうため、顎周囲の筋肉が緊張しやすくなります。
また、会話が減ったことで口を開閉する機会が減り、関節や筋肉が硬くなってしまう傾向にあります。
さらに、デスクワーク中心の生活で姿勢が悪くなり、顎関節への負担が増しているのです。
こうした影響を防ぐためには、
日常的に口を大きく開ける運動や、舌の位置を正しく保つトレーニング、顎のストレッチなどを取り入れることが有効です。
マスク生活が続く中でも、意識的に顎を動かす習慣を持ちましょう。
顎関節に有効なマッサージ
顎関節症の軽度な症状に対しては、自宅でできるストレッチやマッサージが有効です。
ここでは歯科医院でも指導される代表的な方法を5つご紹介します。
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顎の関節マッサージ:両手で耳の前の関節部を軽く押さえ、円を描くように優しくマッサージします。
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開閉運動:口を「いー」と「うー」で交互に動かす運動。顎まわりの筋肉を柔らかくします。
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舌のトレーニング:舌を上顎につけて5秒キープ。正しい舌位が身につきます。
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首と肩のストレッチ:顎周囲の緊張は首肩にも影響するため、首をゆっくり回すなどのストレッチも併用します。
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深呼吸リラクゼーション:リラックスした状態を作ることで、無意識の食いしばりを減らします。
これらの運動は毎日継続することが大切です。
ただし、強い痛みや開口障害がある場合は自己流で続けず、歯科医院での相談を優先しましょう。
アクシア中野デンタルクリニックでは、顎関節症に関するお悩みに丁寧に対応しています。
「口が開きにくい」「音がする」「顎が痛む」といった症状でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
ご自身では気づきにくい噛み合わせの問題や、生活習慣に潜む原因についても一緒に見直していきましょう。
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