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「甘いものを控えさせたいけど、まったくゼロにはできない…」
「虫歯にならないおやつってあるの?」
そんな悩みをお持ちの親御さんは少なくありません。
結論から言うと、おやつの「種類」と「食べ方」を工夫すれば、虫歯のリスクを大きく下げることが可能です。
本記事では、中野の小児歯科「アクシア中野デンタルクリニック」が、
おやつ選びのポイントと虫歯予防に役立つ成分「キシリトール」の正体、さらにおすすめのお菓子まで詳しくご紹介します。
なぜおやつが虫歯の原因になるの?
虫歯の発生には以下の3つの要素が関わります:
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虫歯菌(ミュータンス菌)
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糖分
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歯の質・時間
特におやつは「糖分」が多く含まれているため、頻繁に食べたり、長時間口に残るタイプのおやつは虫歯のリスクを高めてしまいます。
虫歯になりにくいおやつ選びのポイント
1. 「粘着性」の少ないものを選ぶ
キャラメルやグミ、ねっとりしたチョコレートなどは歯に残りやすく、長時間糖分が供給されるため危険度が高くなります。
▶ よりおすすめなのは「パリッ」「サクッ」とした口どけのよいおやつ。
2. 「糖分控えめ」または「無糖」タイプ
砂糖が入っていないおやつ、または甘味料にキシリトールなどを使っているものが理想的です。
3. 「時間と回数を決めて食べる」
だらだら食べを避けるだけで、虫歯リスクは大きく減ります。
▶ 午前・午後に1回ずつ、時間を決めて食べる習慣を!
キシリトールとは?虫歯予防にどう効果がある?
キシリトールは、白樺やトウモロコシなどの植物から抽出される天然由来の甘味料です。
砂糖と同じくらいの甘さがありながら、虫歯菌のエサにならないという特性を持っています。
キシリトールの効果
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虫歯菌の働きを弱める
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唾液の分泌を促して自浄作用を助ける
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再石灰化(歯の修復)を促す
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プラークの質を変化させて付着しにくくする
▶ キシリトールを日常的に取り入れることで、歯が虫歯になりにくい環境がつくられていきます。
キシリトールお菓子の選び方
市販されているキシリトール製品にはさまざまな種類がありますが、選ぶときのポイントは以下の通りです。
チェック項目 | 内容 |
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キシリトール100% | 他の糖類(ブドウ糖・果糖など)が含まれていないことが理想 |
歯科専売品 | スーパーなどで買えるものより、高品質・安全設計 |
飲み込みやすさ | 小さなお子さんにはタブレットタイプやガムよりもラムネタイプを推奨 |
おすすめのキシリトール配合おやつ【実際の製品例】
① オーラルケア「キシリトールタブレット」
・歯科専売
・ブドウ・イチゴなどのフレーバーで子どもも喜ぶ
・キシリトール100%使用、人工甘味料不使用
② ロッテ「キシリトールガム(歯科専用)」
・中学生以上向け
・虫歯予防の臨床データあり
③ モンデリーズ「ポスカ・エフ」
・リン酸カルシウム+キシリトールで再石灰化サポート
・奥歯の虫歯予防にも◎
※年齢やお口の発達に応じて選びましょう。初めての導入は小児歯科医に相談を。
おやつの取り方を工夫すれば、虫歯は防げる!
時間と回数を決める
・食後すぐ or 午前・午後で分ける
・だらだら食べは避ける
食べた後はうがい・歯みがきをセットに
・キシリトールガムで“口内リセット”も有効
飲み物にも注意
・ジュース・スポーツ飲料は高糖度。水やお茶がベストです。
中野で小児の虫歯予防を考えるなら|アクシア中野デンタルクリニック
当院では、食習慣に関するアドバイスも小児歯科の一環として丁寧に行っています。
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キシリトールの取り入れ方指導
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歯みがき指導とフロス・仕上げ磨きの習慣づくり
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フッ素塗布やシーラントなど予防処置の提案
▶ 中野駅南口から徒歩3分、土日も診療可。
▶ 小さなお子さまも通いやすい、やさしい診療体制です。
まとめ|おやつは「選び方と食べ方」がカギ!無理なく虫歯予防を
「甘いもの=絶対ダメ」ではありません。
大切なのは、何を、いつ、どう食べるかということ。
キシリトール配合のおやつを上手に取り入れつつ、時間や頻度を調整すれば、虫歯リスクは確実に減らせます。
アクシア中野デンタルクリニックでは、一人ひとりのお子さまの生活に合った予防プランをご提案しています。
「食事と虫歯が心配」「おやつ制限がうまくいかない」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。