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「市販のおやつは甘すぎて心配…」
「1歳すぎて何をおやつにあげたらいいの?」
そんな悩みを持つ保護者の方に向けて、1〜2歳児におすすめの“歯にも優しく、栄養バランスにも配慮した手作りおやつ”を紹介します。
アクシア中野デンタルクリニックでは、小児歯科の立場から、虫歯予防×噛む力育成×アレルギー配慮を意識したおやつのご提案を行っています。
1〜2歳のおやつは「第4の食事」
この時期の子どもは、胃が小さく1回の食事で必要な栄養を摂りきれません。
そのため「おやつ=楽しみ」ではなく、**補食(=補う食事)**と考えるのがポイントです。
▶ 1日2回(午前・午後)に時間を決めて、食事と同じくらいの意識で準備しましょう。
1〜2歳児におすすめの手作りおやつ7選
① バナナと豆腐のふわふわパンケーキ
材料:バナナ1本、絹ごし豆腐50g、小麦粉大さじ3
作り方:材料を混ぜて焼くだけ。甘味はバナナだけでも十分!
▶ 柔らかく食べやすい・鉄分やカルシウムも含まれ、栄養価が高い。
② かぼちゃのスティック焼き
材料:かぼちゃ適量、オリーブオイル少々
作り方:細長く切ってオーブンorトースターで焼く
▶ 自然な甘みとホクホク食感。手づかみ食べで噛む練習にも◎
③ 野菜としらすのおにぎり(ひとくちサイズ)
材料:ごはん、しらす、ほうれん草やにんじん(柔らかく刻んで)
作り方:ラップで小さく握るだけ
▶ カルシウム・鉄分補給に。甘いものに偏らないバランスおやつの代表格。
④ さつまいもボール
材料:さつまいも、少量の牛乳(または豆乳)
作り方:さつまいもをゆでてつぶし、丸めてオーブントースターで少し焼く
▶ 軽く焼くと表面がやや香ばしく、あごを使う練習に◎
⑤ きなこ豆乳プリン(寒天で固める)
材料:豆乳200ml、きなこ大さじ1、粉寒天2g
作り方:加熱して混ぜて冷やし固めるだけ
▶ 甘味ゼロでも食べやすく、タンパク質・カルシウムが豊富。
⑥ にんじんスティックのだし煮
材料:にんじんをスティック状に切り、昆布だしで柔らかく煮る
▶ 砂糖不使用でもほんのり甘くて人気。味覚を育てる「薄味」の第一歩に。
⑦ お麩ラスク(ノンシュガー)
材料:焼き麩、無塩バター or オイル、粉チーズ or きなこ
作り方:軽くオーブンで焼いて風味をつける
▶ 歯が生えはじめた子にもOKな、やさしい歯ごたえおやつ。
虫歯予防のポイント|1〜2歳のおやつで気をつけたいこと
● 甘い市販菓子はなるべく避ける
→ スナック菓子・ビスケット・果汁入りジュースは、だらだら食べ&糖分過多の原因に。
● おやつのあとはお水・お茶でお口をすすぐ
→ 歯みがきできない場合でもリセット習慣を意識しましょう。
● 時間と場所を決めて「食べる時間」を区切る
→ ソファやおもちゃのそばでだらだら食べる癖は、虫歯の温床になります。
よくある質問(1〜2歳児のおやつ)
Q. おやつは何時にあげればいい?
→ 午前10:00、午後15:00頃が目安。食事との間隔を2〜3時間空けるのが理想です。
Q. 牛乳はおやつとしてカウントできる?
→ はい、できます。ただし1日400mlまでが目安です(過剰摂取に注意)。
Q. 食が細くておやつばかり欲しがる…
→ 食事とおやつのバランスを見直し、「おやつ=ごはんの一部」としてあげるとよいでしょう。
中野の小児歯科がすすめる「食育」と「虫歯予防」
アクシア中野デンタルクリニックでは、1歳からの歯科受診・フッ素塗布のほか、食生活やおやつの与え方に関するご相談も可能です。
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小児歯科専門の視点から、成長段階に応じたアドバイス
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仕上げみがきやおやつ後のケア方法も丁寧にご説明
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虫歯になりにくい家庭習慣のご提案
▶ 中野駅南口徒歩3分、土日診療対応。お子さまと一緒に通いやすい歯科医院です。
まとめ|1〜2歳からの手作りおやつで、歯と体を健やかに育てよう
この時期の「おやつ」は、単なる甘いものではなく成長と健康を支える“補食”です。
手作りなら、砂糖を控えながらも栄養価をしっかり確保でき、虫歯予防と食育の両立が可能になります。
毎日のちょっとした工夫で、未来の健康な歯と良い習慣を育てていきましょう。