スポーツ事故で歯が折れる前に…予防歯科としてのマウスガード活用法|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

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スポーツ事故で歯が折れる前に…予防歯科としてのマウスガード活用法

スポーツ事故で歯が折れる前に…予防歯科としてのマウスガード活用法|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

スポーツ中に起きる“顔まわりのケガ”の多くは、防ぐことができた外傷とも言われています。

とくに「歯が折れた」「口の中が切れた」「顎を打ってしまった」という事故は、ほんの一瞬の衝突で起こりうるものです。

そこで注目されているのが、「予防歯科の一環としてのマウスガード」です。

従来は格闘技や接触スポーツでの義務装着のイメージが強かったマウスガードですが、
近年では「ケガの予防」+「健康の維持」を目的として、より幅広いスポーツでの活用が進んでいます。

■ スポーツで起きる歯の事故とは?

代表的な外傷には、以下のようなものがあります。

  • 歯の破折(折れる)

  • 歯の脱臼(抜ける)

  • 唇や舌の裂傷

  • 顎の骨折や関節への衝撃

  • 歯列や咬合のズレ

一度折れた永久歯は、基本的に元に戻すことができません
その後の治療には、神経の処置やセラミック補綴、インプラントなど、費用も期間もかかるケースが多くあります。

だからこそ「そもそも折らない」ための予防策が重要です。

■ 予防歯科=むし歯・歯周病予防 だけじゃない

近年の歯科では、「予防=クリーニングや定期健診」だけでなく、
外傷リスクに備える意味でも予防という考え方が浸透してきています。

マウスガードはその代表例のひとつであり、次のようなメリットがあります。

  • 歯・歯ぐき・舌・頬を物理的衝撃から守る

  • 顎関節や頭部への振動をやわらげる

  • 歯のかみしめをサポートし集中力を高める

  • 一生ものの歯を守る“投資”になる

特に成長期のお子さまや、受験を控えた中高生がいるご家庭では、
ケガによる通院や抜歯のリスクを減らす意味でも、重要な「生活の一部」になるかもしれません。

■ 練習中の事故が多い現実

意外に知られていませんが、スポーツでの口腔外傷の
約60〜70%が「試合中」ではなく「練習中」に発生しています。

その理由は以下のとおり:

  • 油断や集中力の低下

  • 防具未装着での軽視

  • 指導者が安全対策まで管理しきれていない

このような背景から、「試合のときだけ着ける」では不十分
日々の練習こそ、マウスガードが必要なタイミングなのです。

■ ケガをしてから歯科へ来るより、「ケガをしないために来る」時代へ

歯科医院は、痛くなってから行くところ。

そう思っている方もまだ多いかもしれません。

しかし実際には、予防のために来院される方のほうが、将来にわたって健康を保てている傾向があります。

スポーツマウスガードもその一環であり、
「歯を守る」「笑顔を守る」「将来の医療費を減らす」という観点で、非常に意義ある装置です。

■ 当院でのマウスガード対応とサポート

アクシア中野デンタルクリニックでは、予防歯科の一環として、スポーツマウスガード製作にも力を入れています。

【対応内容】

  • 使用競技に応じた設計(厚さ・形状・色)

  • 型取り〜製作:約1~2週間で完成(技工物によっては変動あり)

  • 成長期の再製作や矯正中の方への対応も可能

【料金】

  • カスタムマウスガード:33,000円(税込)〜

■ 装着することのメリット

  • 「子どもがサッカー中に他の子とぶつかっても、ケガせずに済みました」

  • 「市販のは嫌がっていたけど、歯医者さんで作ったのは嫌がらずつけています」

  • 「かみしめやすくて集中力が高まった、と本人も言っています」

歯科で作るマウスガードは、ただの道具ではなく、安全・安心・自信を支えるアイテムだと実感されています。

■ まとめ:マウスガードは“未来の健康への先行投資”

歯は一生ものです。

そして、守れるケガは、あらかじめ防いでおくべきです。

マウスガードは、スポーツを楽しく、そして安全に続けるための「予防歯科のツール」です。

受傷してから後悔する前に、「ケガをしない準備」を始めてみませんか?

アクシア中野デンタルクリニックでは、患者さまの年齢・競技・生活スタイルに合わせたマウスガードをご提案しています。

ご相談のみでも構いません。お気軽にお問い合わせください。