ダイエットや糖質制限中の人向け|口臭やむし歯リスクを減らす食習慣【後編】|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

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ダイエットや糖質制限中の人向け|口臭やむし歯リスクを減らす食習慣【後編】

ダイエットや糖質制限中の人向け|口臭やむし歯リスクを減らす食習慣【後編】|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

よくある質問Q&A|ダイエットとお口の健康

Q1. プロテインバーやナッツが虫歯の原因になるのはなぜ?
A. 一見ヘルシーに見えるこれらの食品も、粘着性が高く歯に残りやすいため、磨き残しがあると虫歯の原因になります。
特にプロテインバーは甘味料や繊維質が多く含まれており、歯間や溝に詰まりやすい点に注意が必要です。

Q2. ダイエット中に急に口臭が強くなったのはなぜ?
A. 極端な糖質制限によって「ケトン体」が多く作られると、特有の甘酸っぱいニオイ(ケトン臭)が口や鼻から出るようになります。
特に朝や空腹時に感じやすく、体の代謝状態を反映する臭いでもあります。

Q3. 水をたくさん飲んでいるのに口が乾くのはなぜ?
A. 食事回数の減少や咀嚼回数の低下、カフェインの多い飲み物の摂取などが原因で、
唾液の分泌量が減少している可能性があります。
水分補給に加え、唾液腺マッサージやキシリトールガムの活用がおすすめです。

自分でできるセルフチェックリスト

ダイエットや糖質制限中に、以下の項目が当てはまる方は口腔リスクが高まっている可能性があります。

チェック項目 該当する場合は要注意!
□ 朝起きた時に口の中が乾いている 唾液量が少なくなっているサインです
□ 最近、口臭を指摘された/気になる ケトン臭または口腔乾燥による口臭の可能性
□ プロテインバー・ナッツ類を毎日食べている 歯に付着しやすく、虫歯の温床になることも
□ 食後すぐに歯磨きする習慣がない 磨き残しが口腔トラブルに直結します
□ 最近、歯ぐきが腫れやすい/出血しやすい 歯周病が進行しているかもしれません

2つ以上当てはまる方は、早めのケアや歯科受診をおすすめします。

歯科目線でのおすすめセルフケア|フロス・歯磨き粉の選び方

■フロスの活用|“糖質制限中こそ”歯間ケア

糖質制限で間食の質が変わると、歯間の汚れが取りづらくなる傾向があります。

  • ナッツ、ビーフジャーキー、チーズのかけらなどが歯間に残りやすい

  • 食事回数が減ることで唾液が流しきれず汚れが停滞

そのため、毎晩のフロス使用を推奨します。
初心者には、持ち手付きのフロス(Y字タイプ)が使いやすくおすすめです。

■歯磨き粉の選び方|ポイントは「フッ素」「低発泡」「口臭ケア」

ダイエット中の方には、以下のような成分に注目して選ぶとよいでしょう。

目的 推奨される成分・特徴
虫歯予防 フッ化ナトリウム(950ppm〜1450ppm)
歯茎の健康 β-グリチルレチン酸、トラネキサム酸など
口臭予防 ラウロイルサルコシンNa、亜鉛化合物など
口の乾燥対策 保湿成分(グリセリン、キシリトールなど)
研磨剤が気になる方 無研磨または低研磨処方

市販で手に入るものでも、歯科医師・薬剤師推奨の製品は安心して使えます。

8. 最後に|「美と健康」を同時に守るために

糖質制限は、正しく行えば体調管理にも美容にも有効です。
ただしその過程で、口腔環境が知らず知らずのうちに悪化してしまうこともあります。

  • 口臭が気になって外出に自信がなくなった

  • 虫歯でせっかくのダイエットも笑顔が減ってしまった

そんなことにならないように、お口の健康チェックも習慣にしていきましょう

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