【歯科医師監修】フロスを使ったら出血した…やめたほうがいい?それとも続けるべき?|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

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【歯科医師監修】フロスを使ったら出血した…やめたほうがいい?それとも続けるべき?

【歯科医師監修】フロスを使ったら出血した…やめたほうがいい?それとも続けるべき?|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

 

「デンタルフロスを使ったときに歯ぐきから血が出た…」
初めての方はびっくりして「やらないほうがいいのかな?」と感じるかもしれません。
でも実は、それはお口の中からの大事なサインかもしれません。

出血は「やってはいけないサイン」ではなく「炎症のサイン」

フロスを使ったときの出血は、歯ぐきに炎症がある証拠であることが多いです。
つまり、「フロスをしたから出血した」のではなく、
「もともと炎症があった部分にフロスが届いたことで気づけた」ということ。

そのため、出血を理由にフロスをやめてしまうのはおすすめできません。
むしろ、適切に続けることで炎症が改善され、徐々に出血が減っていくケースが多いのです。

自分に合ったフロスを選ぶことも大切

市販のフロスにはさまざまな種類があります。
大きく分けると次の2タイプです:

  • 糸巻きタイプ(ロールタイプ)
     細かく調整できて万能ですが、やや扱いにコツが必要です。

  • ホルダータイプ(Y字・F字型)
     初心者でも使いやすく、奥歯にも届きやすいですが、狭い隙間では少し使いづらいことも。

ご自身の歯並びや手の使いやすさによって、適したタイプは変わってきます。
アクシア中野デンタルクリニックでは、歯科衛生士がフロスの選び方や使い方を丁寧にご案内しています。お気軽にご相談ください。

正しいフロスの使い方|ポイントを押さえて効果的に!

出血を減らし、しっかりとプラークを除去するためには、正しい使い方が欠かせません。

① フロスの長さと持ち方

  • 30〜40cmの長さでカット

  • 両手の中指に巻きつけてピンと張る

  • 親指と人差し指で2〜3cm程度の幅を残して操作

② フロスの動かし方

  • 歯と歯の間にゆっくりとフロスを滑り込ませる

  • 歯ぐきのキワまで入れたら、「C字型」に曲げて片側の歯面に沿わせる

  • 上下に優しくスライドしてプラークをかき取る

  • 反対側の歯面も同様に掃除する

※勢いよく差し込んだり、左右に強くこすったりすると歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。

出血が続く場合は、歯科医院へご相談を

正しい方法でフロスを続けていれば、多くの方は1〜2週間ほどで出血が減ってきます。
しかし、以下のような場合は一度ご相談ください:

  • 出血が長く続く

  • 強い痛みや腫れを感じる

  • どのフロスが自分に合っているかわからない

当院では、お一人おひとりに合ったケア方法を歯科衛生士が実際にお口を見ながらアドバイスしています。
歯ぐきの健康は、毎日のセルフケアの質で大きく変わります。
「出血したからこそ、今がケアの始めどき」です!

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