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ホワイトニング施術では、ホワイトニング剤(過酸化水素や過酸化尿素)を活性化し、歯の漂白効果を高めるために光照射機が使われることがあります。
使用される光の種類には以下のものがあります。
LED(発光ダイオード)ライト
特徴
青色の波長(約400~500nm)を使用
熱が少なく、安全性が高い
過酸化水素を効果的に活性化し、漂白効果を促進
痛みが少なく、知覚過敏のリスクが低い
最近のオフィスホワイトニングで一般的に使用される
メリット
発熱が少ないため、歯や歯茎への負担が少ない
短時間で効果を発揮しやすい
施術後の知覚過敏が比較的起こりにくい
ハロゲンライト
特徴
波長の範囲が広く、可視光線(約400~700nm)を使用
強い光を照射できるため、ホワイトニング効果が高い
ただし、熱を発生しやすく、施術時に歯が熱を持つことがある
メリット
漂白効果が高い
ホワイトニングジェルの活性化が早い
デメリット
熱を持ちやすく、知覚過敏が出る可能性がある
長時間の使用は歯茎や粘膜に負担がかかることも
プラズマライト
特徴
波長が広く(約400~500nm)、LEDよりも高出力
発熱は少なく、痛みが出にくい
比較的短時間でホワイトニング効果が期待できる
メリット
LEDよりも高出力で効果が出やすい
熱による痛みが少ない
デメリット
専用機器が高価で、導入している歯科医院が少ない
レーザー(YAGレーザー・ダイオードレーザー)
特徴
高エネルギーの光(約500~1000nm)を使用
特定のホワイトニング剤と併用することで、効果を高める
痛みが出る可能性があるため、歯の状態に応じて使用
メリット
強い漂白効果が期待できる
施術時間が短縮できる
デメリット
強い光エネルギーのため、歯に負担がかかることがある
知覚過敏を起こしやすい
導入している歯科医院が少ない
どの光が最もおすすめ?
現在の主流は「LEDライト」 です。
理由は、安全性が高く、熱をほとんど発しないため、痛みが少なく効果的 だからです。
アクシア中野デンタルクリニックで使用しているのは、LEDライトです。
まとめ
最も一般的で安全性が高いのは「LEDライト」です。
ハロゲンライトやレーザーは高出力ですが、熱や痛みのリスクがあります。