ホワイトニング剤の主成分は、過酸化水素(Hydrogen Peroxide) または 過酸化尿素(Carbamide Peroxide) です。
これらの成分は、歯の表面や内部に浸透し、着色物質を分解することで歯を白くします。
歯への影響
適切な濃度・使用方法であれば安全に使用できます。
日本や海外の歯科医療機関では、適切な濃度のホワイトニング剤が使用されており、歯に深刻なダメージを与えることはほとんどありません。
ホワイトニング剤は、歯の表面にあるエナメル質には影響を与えません。
むしろホワイトニング後にフッ素塗布を行うことで、より歯質の強化をすることが期待できます。
アクシア中野デンタルクリニックで扱っているホワイトニング剤は特許取得した国内メーカーのものです。
歯への影響として以下のものがあります。
一時的な知覚過敏の可能性
ホワイトニング後、一時的に冷たいものや熱いものがしみることがあります。通常は数時間~数日で治まります。
※症状が気になる場合は、知覚過敏に有効な薬剤が配合された歯磨きペーストを処方しております。
体への影響
適量のホワイトニング剤が誤って口の中に入っても、大量でなければ健康への悪影響はほとんどありません。
ただし、刺激が強いため、飲み込まないように注意が必要です。
アクシア中野デンタルクリニックでは、オフィスホワイトニングを安全に受けていただけるよう心がけております。
(歯茎の保護剤の利用、ガーゼによる唾液排除、バイトブロックの使用など)
ホワイトニングの注意点
妊娠中・授乳中の方
現時点で、妊娠中や授乳中のホワイトニングが胎児や母乳に悪影響を与えるという確実な証拠はありません。
しかし、安全性が十分に検証されていないため、避けることが推奨されます。
歯科医院でのカウンセリングを受ける
事前に歯科医師の診断を受け、虫歯や歯周病がないか確認しましょう。
虫歯があると、術後の疼痛をまねく可能性があります。
歯肉炎、歯周病が進行している方は、薬剤が血液と反応してしまい、本来のホワイトニング効果が発揮できません。
ホワイトニング前には虫歯や歯周病などを改善した状態で受けましょう。
不適切な濃度の薬剤は使わない
通販やドラッグストアなどで取り扱っている市販のホワイトニング剤の中には、濃度が不適切なものがあります。
濃度が高すぎたり、低すぎるものでは、期待した効果が得られません。
必ず信頼できる歯科医院で処方されたものを使用しましょう。
使用頻度を守る
過剰にホワイトニングを行うと、歯に負担がかかることがあるため、適切な頻度を守りましょう。
特にホームホワイトニングでは、装着時間がメーカーごとに決まっているのでよく確認してください。
アフターケアをしっかり行う
ホワイトニング後は、フッ素入りの歯磨き粉を使用し、歯の再石灰化を促進しましょう。
ホワイトニング後の歯の表面は、ペリクルという唾液タンパクでできた薄い膜がとれた状態です。
歯の内部にフッ素を効率的に吸収できるタイミングなので、セルフケアの時にはフッ素高配合の歯磨きペーストをご利用ください。
まとめ
ホワイトニング剤は、適切に使用すれば歯や体に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。
ただし、正しい方法で行わないと知覚過敏や歯のダメージにつながる可能性があるため、歯科医師の指導のもとで実施することをおすすめします。
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