マウスピースのお手入れ方法|変色・臭い・破損を防ぐポイント|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

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マウスピースのお手入れ方法|変色・臭い・破損を防ぐポイント

マウスピースのお手入れ方法|変色・臭い・破損を防ぐポイント|アクシア中野デンタルクリニック|中野の歯医者

就寝中の歯ぎしりやスポーツ時のケガ防止、矯正治療中の歯列保持など、さまざまな目的で使われている「マウスピース」。

しかし、毎日使っていると気になってくるのが、

  • 黄ばみや変色

  • 嫌なニオイ

  • 表面のベタつきやヒビ割れ

といった劣化や衛生面のトラブルです。

この記事では、マウスピースを清潔に・長持ちさせるための正しいお手入れ方法と注意点を、歯科医師が解説します。

お手入れの基本は「毎日・水洗い+週1洗浄」

使用後すぐに「水で流す」が第一歩

マウスピースの表面には、唾液・プラーク・歯石のもとになる汚れがついています。
使用後はできるだけ早く流水で丁寧に洗うことが大切です。

ポイント:

  • 手でこすり洗い(または専用ブラシ使用)

  • 歯磨き粉は使用しない(研磨剤で傷がつくため)

週に1〜2回は「専用洗浄剤」で殺菌ケア

マウスピース用洗浄剤(入れ歯洗浄剤でも代用可)を使用することで、
見えない細菌・ニオイ・色素沈着の予防につながります。

使い方の一例:

  1. コップにぬるま湯(40℃未満)を入れる

  2. 洗浄剤を1錠入れる

  3. マウスピースを10~15分浸ける(使用時間は、製品により異なるので歯科医師にご相談ください)

※高温は変形の原因になるので注意!

やってはいけないNGお手入れ方法

NG例 理由
歯磨き粉でゴシゴシこする 研磨剤で表面が傷つき、菌が繁殖しやすくなる
熱湯で煮沸消毒する 変形・縮みの原因に
アルコール・漂白剤につける 劣化や素材の変質を引き起こす
長時間放置してから洗う 乾燥すると臭いや着色のもとに

臭いや変色が気になる場合の対処法

臭いの原因は「菌の繁殖」と「たんぱく質汚れ」

対策:

  • 使用後すぐに洗浄する

  • 専用洗浄剤でこまめにケアする

  • マウスピースケースも定期的に洗浄・乾燥する

黄ばみ・白濁は「表面の劣化や着色」

タバコ・コーヒー・カレーなどの色素沈着も原因になります。
ひどい変色がある場合はクリニックでの専用機器による清掃や作り直しをおすすめします。

使用時の注意点|破損・変形を防ぐために

  • 装着時・取り外し時は、両手でゆっくり扱う

  • 高いところから落とさない(割れやすい)

  • ケース保管中も強い力がかからないように注意

  • 車の中や直射日光下に放置しない(高温で変形の恐れ)

よくあるQ&A

Q. 使用後はケースに入れておけばいい?
→ 乾燥・通気性のあるケースに入れましょう。
密閉状態で湿ったまま放置すると、菌が繁殖しやすくなります。

Q. 歯磨きと同じタイミングで洗えばいい?
→ ベストです。就寝用ナイトガードなら、起床時に洗浄して自然乾燥がおすすめです。

Q. どれくらいの頻度で作り直す?
→ 使用目的・素材にもよりますが、半年〜1年を目安に再作製・調整が必要になることがあります。
変色・ゆがみ・装着感の違和感が出たらご相談ください。

当院でのサポート体制

アクシア中野デンタルクリニックでは、以下のようなマウスピース関連のサポートを行っています。

  • ナイトガード(歯ぎしり・くいしばり対策)

  • スポーツマウスガード(競技用カスタム設計)

  • 保定装置(矯正後の歯列維持)

  • 破損や変形のチェック・調整・再製作

  • 正しい洗浄・保管方法の指導

まとめ|マウスピースは毎日のケアで“清潔・長持ち”を

マウスピースを清潔に保つためには、
使ったあとすぐに洗う・こまめに洗浄剤を使う・正しい保管をするという3つの基本が重要です。

臭いや変色、フィット感の変化を放置すると、せっかくのマウスピースが逆効果になることもあります。

「お手入れのしかたが分からない」「最近合わない気がする」など、少しでも気になることがあれば、お気軽に当院へご相談ください。

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