腫れや痛みがある場合でも親知らずの抜歯は可能ですが、状況によって判断が異なります。
抜歯が可能な場合
- 軽度の腫れや痛みであり、炎症がそこまで強くない場合は、抜歯が可能なことが多いです。
- 化膿が進んでいない状態であれば、抜歯後の経過も比較的スムーズです。
抜歯を避ける場合
- 強い炎症や化膿がある場合は、まず抗生剤などで炎症を抑えてから抜歯することが推奨されます。
- 開口障害(口が開きにくい状態)がある場合は、麻酔が効きにくくなる可能性があり、無理に抜歯するとさらに悪化することがあります。
- 発熱を伴う場合は、炎症が全身に広がるリスクがあるため、まずは炎症をコントロールすることが優先されます。
対応方法
- まずは炎症の程度を診察し、適切な処置を決定します。
- 炎症が強い場合は、抗生剤や消炎鎮痛剤で腫れや痛みを抑えてから、後日抜歯を行うことがあります。
- 緊急の場合や膿がたまっている場合は、切開して膿を排出する処置を行うこともあります。
親知らずの状態によって最適な対応が異なるため、まずは受診して診察を受けることをおすすめします。