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年齢を重ねると、唾液の分泌量が少なくなり、虫歯や歯周病リスクが上がってしまいます。
お口の健康は、全身疾患への影響も大きく、とくに脳卒中、心筋梗塞、肺炎といった疾患の原因にもなります。
また、糖尿病と歯周病はお互いに関連しており、継続的な歯周病治療が血糖値のコントロールへ良い影響を与えることも分かってきております。
20~30代は虫歯や歯周病で歯を失う人も少ないですが、50代を迎えると徐々に歯を失い始める方が増えてきます。
歯を1本でも失うと、かみ合わせのバランスが崩れてしまうので、残った歯への負担が大きくなります。歯へ余計な負担がかかることで、歯が割れてしまうと、その歯も失う可能性が高まります。
隣同士の歯や噛み合う歯がなくなると、周りの歯は動いて移動(傾斜)してしまうので、歯並びもだんだん悪くなります。
その結果、歯磨きがしにくくなりお口の中の環境が乱れ始めます。
失う本数が多いほど、失うスピードも加速するため注意しなければいけません。
加齢によって、お口の中は唾液の分泌量が減るので、虫歯や歯周病リスクはあがります。高血圧や糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの全身疾患も心配な年齢ですよね。
健康状態を維持するためにはお口の健康維持も欠かせません。
歯を失い始める50代は、毎日の歯磨き習慣を見直す良いタイミングといえます。
アクシア中野デンタルクリニックでは、磨くときのコツや、併用すると効果的な歯磨きペースト、洗口剤、フロスや歯間ブラシの使い方などをお伝えしております。
Q.大人も歯磨きの仕方を練習したほうがいいの?
答えはもちろんYESです。
なぜ、私たちが歯ブラシの仕方を大人の方にもお伝えしているのかというと、歯科医院で専門的なクリーニングを受ける時間よりも365日ご自身で磨く時間のほうが合計で長いからです。お口の状態や、歯並びなど個人差もあるため、自己流で磨いてしまうと、かえって歯ぐきを傷つけてしまう場合もあります。
ですから、歯ブラシが適切に行えているかどうかの客観的評価はとても重要です。
毎日歯ブラシを丁寧におこなうだけではなく、お口の状態に合わせたケアグッズを組み合わせてお使いいただくことで、お口の健康を保ち、健康寿命を延ばしませんか?
(シニアの笑顔イメージ)
Q.虫歯や歯周病のリスクを減らすにはどうしたら良い?
答えは、ご自身でおこなうセルフケアと歯科医院で受けるプロフェッショナルケアをバランス良くおこない、お口の清掃状態を良好に保つことです。
どちらが欠けても、虫歯や歯周病のリスクは下げられません。
Q.歯磨きがうまくできない、フロスが通しにくい場所がある時には?
自分一人では、なかなか磨きにくい所がある方や、筋力の衰え、脳梗塞の後遺症などで利き手が不自由になってしまった方など、セルフケアが十分にできない方にはこまめなプロフェッショナルケア(PMTC)を受けていただくことをお勧めします。
歯科医院で専門的なお掃除を受ける習慣をつけ、今ある歯を大切にしましょう。
アクシア中野デンタルクリニックは、積極的かつ前向きに歯科治療に取り組んでいただけるようご説明のお時間をしっかりとっております。痛い所だけ治すという方法では、将来的な歯の健康寿命は延びません。
歯の治療について詳しく教えてもらえず、なんとなく治療を受けていた方のほとんどがご自身のお口の状態をご存知ありません。
歯が何本あって、いままでどんな治療を受けたのかまずはそこから把握することがとても重要です。
ですので、初診時はお口の中の写真撮影やレントゲン撮影などの検査を行い、ご説明したうえで治療方針をご提案します。
歯科治療にご不安があるかたもご安心していらっしゃってください。
ご予約はお電話または当院公式HPのネット予約をご利用ください。